さようなら法政大学55・58年館

 正門の四季 

塀に囲まれてはいたが正門には堂々たる校名のプレートが輝いていた 昭和53年(1978)春撮影

主に飯田橋駅から外堀に沿った土手の道を歩いてくると階段を降りて正門から学内へ入ります。 在学当時は壁とフェンスに囲まれ、キャンパスへ入る門は制限されていました。それでもここからながめる本校の姿は魅力的であり、四季折々の自然の移り変わりも味わいがあったので時をみつけてはシャッターを押していました。春の桜と新歓、夏の木々の緑と青空、秋は紅葉と法政祭、そして冬は静かなキャンパス・・・と55・58年館を見通す正門はその都度学生生活に彩りをあたえる風景を演出してくれていました。これはその正門の情景を定点撮影した記録です。


 春 

新入生を迎える桜も輝く正門の春 昭和51年(1976)4月撮影

 夏 

外堀通りの新緑がまぶしいの初夏の正門 昭和53年(1978)6月撮影

 秋 

法政祭で賑やかなキャンパスが広がる秋 昭和53年(1978)11月撮影

 冬 

雪化粧で人通りもまばらな冬の正門 昭和54年(1979)1月撮影

 夕景 

校舎に灯がともる頃 学生たちが行き交う正門 昭和53年(1978)10月撮影

 「壁」から「門」へ 

 
長い間「壁」に囲まれていた正門も数年前には再び「普通の門」に戻っていた

左:昭和53年(1978)10月、右:平成25年(2013)年3月


現在の正門

そして30数年後 再び工事のため塀に囲まれている現在の正門 平成26年(2014)5月撮影

工事壁で覆われさらに校舎も見えなくなってしまった現在の正門 平成27年(2015)10月撮影

ゲート棟の完成により再び正面が現れ正門が開放された最近の姿 平成28年(2016)9月撮影

新見附橋の四季と中央線の列車へ 大内山と学生ホールへ