さようなら法政大学55・58年館

外堀の土手の上に颯爽と建つ55・58年館 昭和50年(1975)春撮影

新見附橋の四季と中央線の列車たち

市ヶ谷校舎の本校と62年館を行き来する時に通るのが新見附橋(通称“レーニン”橋)です。 そしてここから本校を見上げる場所が一番法政大学の全景をよりよく美しく見渡せる場所であると思っていました。そしてこの橋の下には中央本線および総武緩行線の列車が走っており、その変わりゆく車両の姿と校舎を彩る四季の姿を記録しておきたいと思い、かつて何度か授業の合間をぬってカメラを構えました。最近撮影したものも掲載しましたので約40年程前と現在の姿を比較してみるのも面白いものです。


 春 

桜が咲く土手の下をEF15牽引の紙輸送列車が行く春 昭和52年(1977)春撮影

 夏 

緑の木々がまぶしい夏景色の新見付橋 空も澄み渡っている 昭和53年(1978)6月撮影

 秋 

間もなく落葉する木々を見ながら貨物列車が通る外堀の風景 昭和53年(1978)11月撮影

 晩秋 

土手の草花も色あせた寒空の中を「特別快速」が行く 昭和53年(1978)12月撮影

 冬 

雪景色の新見附橋 カナリヤイエローの101系が走ってゆく 昭和54年(1979)1月撮影

そして現在…


ボアソナードタワーが出来て遠景も大きく変わってしまった 2014年(平成26)5月撮影
55・58年館を臨むこのアングルも今は見られない 2014年(平成26)3月撮影
一日何本か通る特急電車もE257系へと置き換えられた 2014年(平成26)3月撮影
中央総武緩行線は209系500番台とE231系へと世代交代した 2014年(平成26)5月撮影

外濠から55・58年館の全体を眺められた最後の頃 寒空の中を快速電車が走る 2015年(平成27)1月撮影
中央快速線のE233系と55・58年館との組み合わせはもう見られない 2015年(平成27)10月撮影
ゲート棟が完成し、新しい法政大学の全景が完成しつつある 2016年(平成28)11月撮影
外濠の桜は見頃 爽やかな風が吹き抜ける新見附 2017年(平成29)4月撮影

満開の桜と青空 手前の木々が減ったためかすっきりとした光景 2018年(平成30)3月撮影

2017年以降は山手線から移動してきたE231系500番台が中央・総武緩行線に運用を始め、元の山手線フェイスの車両が目立ってきた。 2018年(平成30年)12月撮影
一日何本か通る中央線の特急「あずさ」もE351系から新型のE353系に代わり、鮮やかなボディーが外濠を駆け抜けていく。2018年(平成30)12月撮影 
平成最後の桜の中を行くE233系 キャンパスも青空の中にあった 2019年(平成31)4月撮影

令和最初の桜はまだ開花前の訪問となった 2020年(令和2)3月撮影
外濠の土手の桜も満開までもう少し 2020年(令和2)3月撮影

コロナ禍でも桜は咲く キャンパスに賑わいが戻るのはいつになるのだろうか 2021年(令和3)3月撮影

二編成のみで暫定運用に入っている209系1000番台と桜の出会いもあと2年ほどか 2022年(令和4)3月撮影

今年の桜の開花は生憎の雨模様だった。背景のキャンパスの姿はほぼ完成された姿に 2023年(令和5)3月撮影

開花の遅かった令和6年だが4月にようやく桜の風景が 2024年(令和6)4月撮影

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