さようなら法政大学55・58年館

 学生食堂 

昭和53年(1978)の学食です。二食だと思います。壁面の六大学野球の応援の貼り紙も懐かしいものです。

学生食堂(学食)は55年館の地下に一つと58年館の地下に一つあり、それぞれ「二食」「一食」と呼ばれていました。学生たちは主にここを利用していましたが、58年館の二階の学生ホールの上にも教職員食堂があり、ここも利用可能だったようですが入りづらかったのか私は利用したことはありませんでした。この他に供食施設(食堂)としては62年館にもありましたが、こちらは軽食主体でした。学生会館や学生ホールには喫茶施設、また62年館へ行く途中には生協運営の喫茶「虹」もあり、これも一応法政の供食施設の一部のようでした。

36年後の平成26年(2014年)の同じ場所(と思いますが違うかもしれません)の情景です。什器などの設備は当然変わっていますが基本的なつくりはあまり変化はないようです。
入り口付近。この暗さがまた地下食堂というイメージを印象的にさせていました。

一食と二食は出入り口は別々でしたが厨房は内部で繋がっていたことはあまり知られていません。一度中に見学に入ったことがあり、なるほど思ったものでした。2014年をすぎると間もなく両食堂とも校舎改築の関係で閉鎖・廃止されました。現在はキャンパス内に多数の供食施設があり、55・58年館関連の施設は役目を終えたということでしょう。


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